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連載一覧

【架空日記】及川耕碩(vo,sax)

【ハダユミのちょっとした日常】ハダユミ(key,ba)

【あらゆる駅で酒を呑む】百萬石マツリ(gt,dr)

ノマド的放浪生活のススメ 】 みさき(ba)

【自己紹介したら終わる連載】手塚(撮影スタッフ)

【映画と美術の奇妙な関係】ブラックマグマ(バンド・THEパーティーVo)


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お試し原稿26号より


※この原稿は、てろてろの楽曲「猫と監獄」のイメージイラストを依頼した曽根安代氏によるイラストの自己解説、及び当該楽曲の解題をしてもらったものです。前編・後編に分けてお届けします。


【特別寄稿 猫と監獄イラスト制作秘話 前編】曽根安代(イラストレーター)

及川さんからイラスト制作依頼を受け、私は猫と監獄を解剖・図式化しようとした。

「両目の色が違う猫がこちらを見ている」

cat

この歌の監獄の中の世界では猫が見え、

さらには両目の色が違うように見えているらしい。

はじめ監獄の外にいる私には両目の色が違う猫は見えなかった。

監獄の中を把握するには私も"猫が見える側の人間"になるしかない。

全てを立体的に把握した上で切り出したその断面図を

イラストに落とし込みたいと考えたからだ。

歌詞の中には二つの視点が存在する。

そのうちの一つが「お前」と呼ばれる存在。

もう一つがその「お前」を観ているものの存在。

「お前の身体、監獄」

「お前にはわからなかった わからないことだけがわかっていた」

歌には心そのものが監獄に囚われた人間の心境がつづられている。

心の中に監獄を作り、

苦しみ争う自分と、その自分を監視している自分とに分断させている。

その二つの視点を同時に持つ一匹という存在、

それをこの歌では「両目の色が違う猫」と呼んでいる。

「猫は境界線を歩く どちらにも堕ちずに」

その二つの視点の境界線にのみ存在している猫。

それはこの歌の象徴であり、

歌詞に出てくる「お前だけの天皇」とイコールの存在なのかもしれない。

歌は「お前」という存在が猫の正体を解明出来ないまま終わる。

二つの目を持つ猫とは結局何なのか。

そもそも存在していたのか。単なる空想の猫であるのか。

作中では語られていないその先まで想像しないことには、本当の全容は掴めない。

少し言い方を変えてみる。

境界線に存在する猫なのではなく、

猫自体が境界線なのではないかと私は考えた。

心を束縛しようとする意思である「監獄」がなくなれば、

「猫」という名の境界線も自然消滅する。

猫も監獄も消え、二つの視点が統合され一つの自分に気づく。

もとから在るのは自分の心だけ。

猫も監獄も、自分自身が創造したものだ。

(つづく)

曽根安代 Yasuyo Sone ↓プロフィール↓

絵を描いたり、脚本や詩を書いたり、漫画を描いたり、映像制作やVJをして脳みその激しさを表現する。

Twitter @pokopeke44

InstagramやFacebookもやっています。


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お試し原稿 25号より

【ニュージャズホール50周年プレイベントのお知らせ】手塚(撮影スタッフ)

ニュージャズホールは新宿のジャズクラブ「ピットイン」の倉庫を借りて創設された、今で言う"フリージャズ "の日本初の拠点でした。 参加していたミュージシャンは富樫雅彦、高柳昌行、吉沢元治、佐藤允彦、高木元輝、沖至、豊住芳三郎、阿部薫、ナウ・ミュージック・アンサンブル、タージ・マハル旅行団、ニュージャズ・シンジケートなどで、「明日のジャズは今日演奏されている」というキャッチフレーズの元、閉鎖までの約1年半、毎夜実験的なステージが繰り返されました。 富樫雅彦は当時ニュージャズ・ホールについて「我々は、ここでは公開練習のつもりで、自分のために、自分に厳しい演奏をする。それを見たり聴いたりするために来てくれる人たちがいたら、大変嬉しいことだ」と語っています(副島輝人著『日本フリージャズ史』より)。

ニュージャズ・ホールオープン50周年を1年後に控え、11月3日(土)にピットインにて「ニュージャズホールって何だ?」というタイトルのイベントが行われます。

http://jazztokyo.org/news/post-32537/

手塚はこのイベントで「ニュージャズに関わりのない若い世代で、かつこのイベントにふさわしい人」を出演者として紹介する役目を任されました。 それはニュージャズに関わっていた皆さんが後の世代にも同じ熱さを持った人がいると信じてくれているという証でもあり、ありがたい気持ちです。 そしてこの話をいただいたときにすぐ「あの人しかいない!」と浮かんだ山岡ミヤさんに声をかけ、出演してもらえることになりました。

演奏もトークもリハーサルなしの一発勝負。お時間とご興味のある方はぜひ。


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